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エキゾチックアニマルのフクロモモンガと暮らしています。アウトドアも大好きです!

2018年03月18日

フクロモモンガの飼育は難しくない!

みなさんこんばんは。


今日は我が家のペット『フクロモモンガ』の飼い方について説明いたします。


まずは・・・フクロモモンガとは?


フクロモモンガの飼育は難しくない!




・とにかくかわいい!!
・暖かい気候を好む(25度前後で湿度55%前後)
・体長16cm-21cmで、尾は胴体よりも長いです。
・体重90g-150gと小型の小動物です。
・下の歯2本が切歯として大きく前に出ている(出っ歯じゃないよ!笑)
・舌は細くてわりと長い。
・メスは腹部に育児嚢(ふくろ)を持つ(カンガルーと一緒の有袋類)
・約50mほどの長距離滑空ができるけど、日本の住宅だと狭くて飛びにくいかな?
・メスは通常2頭前後のベビーを産む。
・新生児は約70日育児嚢(ふくろ)で育つ。
・飼育下での寿命は約8~15年である。
・警戒心と縄張り意識の強い動物で臭いを大事にします。
・子供の頃から育てると人によくなつく。
・食性は雑食に近い(甘いものが大好き)
・1年前後で大人になる。
・夜行性である。

フクロモモンガはこのような動物である。

性別はもちろんオス・メスに分かれておりそれぞれに特徴があります。

まずはオスですが・・・
・メスよりなれやすい
・大人になると額中央の毛が薄くなりハゲる・・・人間と一緒!笑
・胸の部分などに臭腺がありメスに比べ臭い(臭いには個人差があるから難しい所)
・メスがそばにいると頭と胸から分泌物を出す
・少量ずつ、おしっこを壁に擦りつけ移動するときもある(マーキング)

ではメスは?
・オスより臭いが少ない
・おなかに嚢がある
・オスよりなれにくい(個体差あり)

雄雌の特徴はこのような感じです。

よって飼育するならメスの方が人気ですね。お値段も少し高めです。


では、フクロモモンガで最も気を使うところはどこでしょう?

やはり温度管理ではないでしょうか?

まず四季のある日本でフクロモモンガを飼育する場合、気温が20度を下回ってくると保温が必要になってきます。特にベビーは注意する必要があります。

保温には市販のヒーターなどを利用しますが家庭用のヒーターなどでも代用できます。
我が家では温度管理にデジタル温度計も併用しています。

基本ゲージの中で過ごすので暑いから・寒いからと言って移動も出来ませんので、温度管理は必須ですね。



次にフクロモモンガの食事(餌)です。

基本雑食ですが、なんでも食べるわけではありません。

そしてかなり好き嫌いがある生き物ですね!

これは我が家のごはん写真ですが・・・


フクロモモンガの飼育は難しくない!




①モモンガフード(ドックフードのモモンガ版)
②果物
③乾き物(煮干し・ドライフルーツ・チーズ等)

フクロモモンガのごはんは、6~8割の果物と野菜類に2~1割のたんぱく源、そしてカルシウム源が必要と言われています。

果物:60%
野菜:20%
カルシウム系:10%
ヨーグルトやチーズ:10%

このような割合で与えられたら良いのですが・・・なかなかうまくはいきませんね・・・

なんせ好き嫌いが激しいので。


基本的に与えてよい物はこんな感じです。
・小動物用ミルク(太りすぎに注意)
・果物:マンゴー、ブルーベリー、ブドウ、キウイ、イチゴ、オレンジ、リンゴ、梨、みかん、柿、スイカ、メロン、バナナ、グレープフルーツ、さくらんぼ、プラム など
・野菜:小松菜・チンゲンサイ、キャベツ、にんじん、さつまいも(火を通したもの)かぼちゃ、ブロッコリー
・動物性タンパク質:ミルワーム、生コオロギ、小動物用ペレット、ドッグフード、小動物用にぼし、小動物用チーズ、ゆで卵(殻もOK)、ヨーグルト、炊いたご飯粒
(虫は無理にあげなくてもいいと思います)
・おやつ:昆虫ゼリー、小動物用ゼリー、ドライフルーツ、小動物用クッキー、小動物用(犬用)ボーロ、ひまわりの種、くるみ等

逆に与えてはいけない物はこんな感じです。
・スイセン・チューリップ・アジサイ・アサガオ・スズラン・ニラ・ネギ・タマネギ・ジャガイモの芽・果物の種

因みにエサ入れはダイソーの小皿?みたいなのを使っています。なんでもいいのですが、陶器製がお勧めですね。軽いエサ入れだと結構ひっくり返してしまいます。

そして必ず水を毎日あげましょう。おすすめはゲージに取付が出来る給水器が良いですね。



次に飼育ゲージ(小屋)

ゲージは市販の鳥小屋(ゲージ)で十分です。

我が家でもHOEIのゲージを使用しています。
しかしゲージが小さいと運動不足になってしまうので底面60cm前後で高さも60cm以上の物がベストですね。

夜中は動き回るので大きめがお勧めです。

そしてゲージには止まり木やハンモックなどを設置するとよいでしょう。
運動不足解消にも役立ちます。

そして必ず入れてほしいのが寝床となる巣です。

メーカーで色々な物が出ていますし、自作している方も多いですね。
選び方ですが、フクロモモンガは爪が結構鋭いので爪が引っかかりにくいもので、保温性の高い物がお勧めです。フリース素材が良いですね。

夏などは小鳥用の巣箱やヤシの木ハウスなども良いですね!しっかり温度管理できていればそこまで気にする必要はありませんが!



基本的にこのような環境であれば元気に成長してくれるでしょう!

それほど難しい生き物ではありませんが、小さい動物なので普段の観察が大事ですね!!

そしてゲージの掃除は2日に1回は行ってください。

余り神経質になる必要は無く、排せつ物を取り除いてちょっと拭き掃除程度で良いと思います。
毎回完璧に掃除してしまうと自分たちの臭いが無くなりストレスを感じてしまうのです。
それだけ臭いに敏感な動物という事です。




それでは飼育環境が整ったら・・・フクロモモンガとの触れ合いです。

フクロモモンガは夜行性です!我が家のモモンガ達は21時ぐらいになると行動し始めます。
夜はゲージ内で動き回っていますが、やはり狭いゲージでは運動不足になりがち。

そこでモモンガとのスキンシップをしましょう!

まずはどのようにスキンシップをするのか?

①普通にゲージから出して行動させる
②蚊帳遊びをさせる

大体この2つになるかと思います。

①は慣れていないと難しいかもしれませんね。慣れていない子は威嚇したり噛んだりしますので。脱走する子も出てくるでしょう・・・

②の蚊帳遊びは・・・別途蚊帳を購入しその中でモモンガをあそばせます。
蚊帳はワンタッチメッシュテントなどの名称で2000円ぐらいで販売されている物がたくさんあります。
蚊帳の中に放されたモモンガは自由に動き回り楽しそうに遊びますよ!
その時は飼い主も蚊帳に入りスキンシップをしてください。

遊んでやることでどんどん慣れてくる生き物です。

飼い主の臭いを覚えて仲間として認識してくれるのです。

そのままモモンガが眠ってしまうこともありますが、そんな時はそっとしてあげてください。


しかしながらベビーと遊ぶのは20分ぐらいにとどめておいた方が良いですね。

まだ体力もない状態なので!!

フクロモモンガの飼育は難しくない!



次に健康状態の把握です!

フクロモモンガの健康状態は糞と目ヤニをチェックです!

糞は茶色で長さ3mm~15mm程度です。

固さはつまめるようにコロコロした固さです。

下痢などになっている場合はすぐに病院へ行った方が賢明です。

目ヤニについても続くようであれば病院へ行った方が良いですね。


その他には、アレルギー・寄生虫などがありますが判断が難しいことがあります。

あらかじめ自宅付近の病院を把握しておくことをお勧めしますし、保険等もありますのでそちらも併用が良いかもしれません!


このようなことを注意していけばフクロモモンガの飼育は問題ないでしょう!

難しいほどではありませんが、しっかり注意してやることで長生きしてくれる生き物です。

出来るだけ長く一緒に居たいですもんね!!


以上、フクロモモンガの飼い方のお話でした!






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